「こどもがお菓子しか食べなくてさー。ごはんをぜんぜん食べないんだよ!」
というお悩みをよく聞きます。
このお悩み、実は、おうちの〇〇を変えるだけで、簡単に解決できます。
りこぴん
管理栄養士として、こどもたちの食事の栄養管理をしてきたりこぴんが解説!
この記事では、お菓子ばかり食べてごはんを食べないお子さんを、あっという間に改善する方法をご紹介します。
記事を読み終えたら、さっそく実践してみましょう!!
こどもがお菓子しか食べない?!
このお悩みは本当に多いです。
特に2歳~5歳くらいの子どもを持つ方が悩んでいます。
この悩みをほっておくとどうなるでしょうか?
このような事態は避けたいですね。
なにより、成長期であるこどもたちには、十分に栄養を取ってもらいたいのが親心です。
では、どうしたらいいか 結論は、必要以上にお菓子を買わないことです。
おやつ(間食)は大事な食事時間 必要以上にお菓子を買わないためには
お菓子がどれだけ必要かを知る必要があります。
そもそも、おやつとはなにか
おやつ(間食)の役割
おやつの時間はこどもたちにとってお楽しみ!
でも、それだけじゃないんです。
こどもたちは体、胃が小さいため、一度にたくさんの食事を摂れません。
そこで、摂りきれない栄養を、おやつの時間に補います。
ちょうど良いおやつの量 は、
大人 一日 200Kcal分
こども 一日 150kcal分
この中には、お菓子だけでなくジュースも含みます。
飲み物のエネルギー
ジュース(150ml) | 60kcal |
清涼飲料水(ポカリスエットなど) | 40kcal |
牛乳(150ml) | 100kcal |
水・甘くないお茶 | 0kcal |
コップ一杯ではなく、ペットボトル1本500mlのジュースを飲むと、200kcal!
子供のおやつの量を超えてしまうよ。飲み物も要注意。
りこぴん
牛乳は成長期に必要なカルシウムが豊富なので、
おやつの150kcalとは別枠で、たくさん飲もう!
牛乳をコップ二杯(300ml)飲むと、
1日に必要なカルシウムの半分がとれるよ♪
食べ物のエネルギー
小さいおにぎり1個 | 150kcal |
クッキー1枚 | 48kcal |
せんべい1枚 | 45kcal |
ポテトチップス1袋 | 333kcal |
板チョコ1枚 | 279kcal |
焼き芋 中1個 | 300kcal |
ヨーグルト 1個 | 75kcal |
魚肉ソーセージ1本 | 145kcal |
ゼリー | 70kcal |
バナナ1本 | 77kcal |
みかん1個 | 35kcal |
りこぴん
おやつはお菓子だけでなく、果物やヨーグルト、おにぎり、焼き芋などもおすすめ!
ビタミン、ミネラル、食物繊維を補えるよ♪
食べ物と飲み物を上手に組み合わせよう
飲み物と食べ物を合わせて、 150kcalになるように組み合わせるといいですね♪
たくさんのお菓子やジュースを買っておくのではなく、
一回のおやつで食べる量を意識して買う、必要以上に買わないことが大事!
また、お菓子のストックはこどもの目につかない、手が届かない場所にしまいましょう。
好きな時に、好きなだけお菓子やジュースを与えることは、
ご飯を食べないだけじゃなく、 こどもの肥満や生活習慣病につながってしまいます。
決まった時間に適切な量のおやつを食べることで、食生活を整えよう!
まとめ
こどもたちの生活を整えるには、環境を整えるのが一番簡単です。
「お菓子が食べたい!」といわれても、家にお菓子がなければ食べることはできません。
おうちのルールがしっかり決まっていれば、こどももそのルールに従います。
ぜひ、ご家庭でも実践してみてくださいね♪
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